「めんたいぴりり2」制作発表会見開催! [2015.2.18]
いよいよ今月20日(金)に迫った放送を前に制作発表会見開催!!
W主演の博多華丸(VTR出演)、富田靖子、江口カン監督が見どころ語る!!
制作発表会見に登場した主演の富田靖子(海野千代子)、江口カン監督
一昨年8月に放送されたテレビ西日本開局55周年記念ドラマ「めんたいぴりり」は地元福岡出身の博多華丸と富田靖子がダブル主演し、明太子をつくった夫婦の笑いあり、涙ありの生きざまを描いた感動作だ。朝の連続ドラマという福岡のローカル局としては初めての挑戦だったが、博多の人情味あふれるストーリーが共感を呼び、フジテレビ、BSフジなどを含む国内21局で放送。
さらには海を渡り、本作の制作に協力した韓国・釜山のKNN、そして台湾やカンボジアでも放送された。地方発ドラマとしての独自性とクオリティの高さが評価され、第30回ATP賞、第51回ギャラクシー賞のそれぞれ奨励賞、平成26年日本民間放送連盟賞番組部門テレビドラマ番組で優秀賞を受賞。
その「めんたいぴりり」待望の続篇がいよいよ今月20日、テレビ西日本で放送される。きょう17日(火)午後、福岡市内で開かれた制作発表会見で、主演の富田靖子(海野千代子)と江口カン監督、そして東京都内での「めんたいぴりり~博多座版~」の稽古のためVTRでの登場となった博多華丸がドラマの見どころを語った。
制作発表会見レポート
[ 主演・博多華丸(海野俊之)コメント ]
「きょうは会場に伺いたかったんですけれども、申し訳ありません。どうしても博多座の稽古があるということで、めんたいぴりり関連ということでお休みさせていただいております(笑)。」
Q.今回、W主演の富田靖子さんとの2度目の共演はいかがでしたか。
華丸「1年半ぐらいの単身赴任でもいけるんだなと思いましたね。いい意味での距離感があって、逆に新鮮になって、本当に単身赴任の夫婦関係と一緒じゃないですかね。」
Q.前作と比べて江口カン監督に変化はありましたか。
華丸「本当にもう厳しかったですね(笑)。僕も気がそぞろだった部分があったと思うのでピシっと注意されて気が引き締まりました。」
VTRで登場した博多華丸(海野俊之)と笑顔で見守る富田靖子、江口カン監督
Q.「めんたいぴりり2」の見どころを教えてください。
華丸「最初の『めんたいぴりり』とは違ったコミカルな部分もあるし、僕ら福岡県民にとっては西鉄ライオンズもあるし、先輩の月亭方正さんも登場しますし、ものすごくバラエティに富んでいる。後篇に申し訳ないけど僕が好きなのは前篇だなあと(笑)。前篇がかなり突っ走った感じですね。後篇はその分ウイニングランという感じで(笑)。」
ドラマの見どころを語る主演の富田靖子・江口カン監督
Q.続編が決まった時の感想を教えてください。
富田「うれしかったです。すごく。やはり地元ですし。羽が生えたように芝居が出来るっていう感覚は楽しかったですね。自由になれたようで。今回もポジティブというか、攻撃的でもあり、優しくもできるような芝居ができたんじゃないかなと思います。」
江口「もちろん決まって嬉しかったです。前作の一番最後の『完』に“?”マークをつけていたんですよね。いろいろ願いを込めて。それを入れておいて良かったなというのが一つ。あとは、うれしい反面、華丸さん、富田さんとも話していたんですけど、“2”って“1”に比べるとアレだねっていうのが良くある話なので、めちゃくちゃプレッシャーは感じましたね。撮ってみて、こういうのって連続でやるとファミリー感っていうのは出てくるもんだなと感じました。」
Q.続編ということで監督が演出面で気にかけていたところはありますか?
江口「僕はドラマに関しては本当に駆け出しの素人だと思っているので、前作の反省点も踏まえつつ、同じ過ちは犯すまいという気持ちはすごくありました。比較するわけじゃないんですけど、2回目というプレッシャーを乗り越えるためには丁寧にやるしかないなと思って。結構時間も限られてたんですけど、スタッフ、役者の皆さんには迷惑かけながら丁寧にやらせてもらいました。」
Q.あらためてドラマの見どころをお願いします。
富田「やっぱり家族の愛情だったり、『ふくのや』のチームワークだったり、シーンというよりそこにあふれている空気感が見どころかなとは思っております。私が一番好きなのは後篇のラストシーンです。前後篇観ていただいて、富田が好きなのはあのシーンだったのか!と見つけていただければ嬉しいです。」
江口「前篇の一番最初のシーンって『ふくのや』が帰ってきたっていうシーンなんですよね。そこで富田さん、クランクインの日でしたよね。富田さんが来られて、全員初めて揃って、やっぱり『ふくのや』がバッと出来上がったんですよね。帰ってきたなって皆も僕も感じていたし、視聴者の皆さんにも感じてもらえるんじゃないかと思います。いっぱいいいシーンはあるんですけど、改めてそう思いますね。」
江口監督「全員が揃ってふくのやが帰ってきたなと感じた」(画像は前篇のワンシーン)
主演の博多華丸、富田靖子、そして江口カン監督が力強くドラマの見どころを語り、和やかながらも“ぴりり”とした緊張感の中で制作発表会見は終了。制作陣の総力で“続編”のプレッシャーをはねのけ、再び博多から全国を席巻する「めんたいぴりり」旋風にぜひご期待いただきたい。